ロジャナ工業団地について
東南アジアの玄関口として投資家様のご要望に対応
30年を超える長年の経験と実績をもとに質の高いインフラサービスと日系出資による強固な経営体制を兼ね備えた工業団地を運営してまいりました。2021年以降中国企業の新規進出が加速度的に増えており、チャイナマネーをタイに逃がす動きがあります。EV大手メーカーの進出だけでなく、特にオーナー系企業の動きが増えている印象です。
2015年にアセアン経済共同体(AEC)発効、さらに2022年1月に※RCEP(地域的な包括的経済連携 )15ヵ国が参加し、日本が中韓と初めてのEPA(経済連携協力)が発効されました。工業製品では中国向けの関税撤廃率が8割を超える他、脱炭素社会で需要が見込まれる電気自動車(EV)モーターの一部などの関税が撤廃される予定です。また、韓国向けは自動車用電子部品などが段階的に自由化され、最終的には撤廃率が約9割を超える見込みとなっています。このような状況の中、タイは東南アジアの玄関口として再注目されております。今後タイはさらなる海外直接投資が期待されており、タイ投資員会(BOI)も海外からの直接投資を呼び込む為、業種別に法人税免除等の恩典を準備しております。2023年より新たにBOI三か年計画が発表されております。
また米中貿易摩擦の影響や台湾有事の地政学的リスクの観点からASEANへの工場移転が加速化しており、特にタイはインフラ設備が安定している為、進出が相次いでおります。ロジャナ工業団地は1988年以降、タイ国内で8箇所の工業団地を展開しており、お客様へ最適な工業用地の提案が可能です。
※ RCEP =「Regional Comprehensive Economic Partnership」(地域的な包括的経済連携 )
日本や中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10ヵ国の計15ヵ国が参加する自由貿易、経済連携の枠組み。

ロジャナ工業団地は、事業領域拡大として工業団地運営に関連する分野、例えば電力(自家消費含)、給水・排水処理等のインフラビジネスも行っています。その結果、タイを代表する工業団地開発企業の一つです。

上記の通り、ロジャナ工業団地はタイで8つの工業団地を設立、運営しています。バンコク北部アユタヤ県。次にラヨン県のバンカイ郡とプルアクデーン郡にもそれぞれ工業団地を造成。レムチャバン港やマプタプット港にアクセスし易い立地です。そして南部経済回廊に位置しているプラチンブリ県は、カンボジアの首都プノンペンやベトナムのホーチミンにもつながっている為、インドシナへの新たな投資地域にアクセスし易いという強みがあります。最後にチョンブリ県にあるボーウィンとレムチャバン、開発中のノンヤイ。レムチャバン港からボーウィンまでは直線距離20km、レムチャバン工業団地は直線距離8キロという至近距離にあります。

企業概要
社名 | ロジャナ工業団地 (Rojana Industrial Park Public Co.,Ltd.) |
所在地 | タイ国アユタヤ県、ラヨン県、プラチンブリ県、チョンブリ県 |
代表者 | 代表取締役社長:ディレク・ヴィニチュブル(Direk Vinichbutr) |
事業内容 | 工業団地の造成・分譲・運営 |
資本金 | 20億2,046万 バーツ |
設立 | 1988年5月 |
株主 | 日鉄物産株式会社 20.74% |