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【ロジャナ・アユタヤ工業団地】日本政府ODAによる徹底した洪水対策!
2011年10月8日、ロジャナ工業団地は未曽有の洪水被害を受けました。洪水後、コンサルティング会社「TEAM社」が保有している地形、各河川の特徴を考慮し、過去の水位レベル、流水量を元にして水位レベルを予測するモデルを活用致しました。「100年に1度の洪水災害発生時に想定しうる最高到達水位」を気象変動による影響を加味しシミュレーションを実施しました。
国際協力機構(JICA)より、「新堤防建設時には、2011年洪水発生時の最高到達水位+0.5mの余裕高を持つべき」とのアドバイスも参考にし、海抜+6.05mの防水提を周囲約73kmにわたり建設済です。
日本政府ODAにより水門を2カ所設置。雨季の増水時カオマオ運河への逆流を防ぎます。
全てのエントランス(9カ所)は、防水提と同じ海抜+6.05mまで嵩上げしております。